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【HSP×職業】過去の実体験から考える、結局のところ自分に向いている職業は何?

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過去の職歴から見えるHSP気質

20年を振り返る理由

私はこれまで約20年間社会人として働いてきたわけですが、HSPという概念を知ったのは最近のこと。

でも、過去を振り返って照らし合わせてみるとおもしろいものでHSP気質が出てるな~と思うことがたくさんありました。

そのことが職業にいい影響を与えている場合もあれば、これは完全に向いてなかったね…っていうことも😅

あちゃ
あちゃ

自分の気質について知っていれば、もっと違う選択肢はあったのかな??

もちろんこれまでの経験は自分自身を知るきっかけやその後の糧となり、無駄なことは一つもなかったとは思っていますが

「どんな職業が向いてるの?」「何をしたらいいかわからない」そう悩むHSPさんが、何かに気づくきっかけになればいいなと思い、記事にしてみることにしました。

過去を振り返って見つけたある法則

過去に経験した職業をひとつひとつ振り返る前に、まず注目したいのが20年の職歴を通して見えたある法則でした。

どの職業に関しても、おそらく物事を深く捉え考えるという気質から、常により良い方法を考え自分の成長のために努力は惜しまずしてきたつもりでいます。

ただ、考えすぎるがゆえに、敏感すぎるがゆえに、いろんなことに悩みすぎて知らず知らずのうちに疲労やストレスが蓄積…。

ストレスが溜まると更に敏感さが増してしまい、ネガティブなことばかりを考えるように…。

そして最終的には本来の自分の思考や状態をを保てなくなり、ドロップアウト。

何年かのスパンでこの流れを繰り返していたのです。

あちゃ
あちゃ

こうして振り返ってみるまでは、その事実にも気がつきませんでした💦

HSP×事務職

社会人1年目

社会に出て初めて就いた仕事は工場用品を扱うお店の営業所での事務職でした。

主な仕事内容

  • 電話応対
  • PCによる発注作業
  • 経理業務
あちゃ
あちゃ

他にも仕事はこまごまとたくさんありましたが、20年も前のことで記憶が曖昧でごめんなさい😭

初めてというのもありますが、慣れるまでは大変だった記憶があります…。

私が初めて携帯電話というものを持ったのは中学生の時で、それまでは家の電話で話すことは当たり前だったので

今の時代の子よりは電話への苦手意識はなかったと思います。

それでも人見知りだったことや、商品知識への自信がないこともあり毎回ドキドキ・バクバクの電話応対。

電話の相手は商品を直接利用する人ではなく、販売店の営業さんでした。

その電話口での声のトーンや話し方から急いでいる、イライラしている、など相手のストレス状態を感じ取ってしまうため

余計に焦ってうまく話せずイライラに追い打ちをかけてしまったこともあったと思います。

あちゃ
あちゃ

なんでうまく話せないんだ~と電話のたびに落ち込んでいました。

でも、商品知識が増えてきて自信をもって質問に答えられるようになってからは、水を得た魚のように仕事をこなせるようになりました。

日がたつにつれ、電話口の営業さんも知っている方ばかりになっていったので人見知り(声見知り?)しなくなっていったのもよかったです。

(毎回初めてのお客様だとなかなか慣れなかったかも💡

唯一持っていたワープロ検定(今はないのかな?タイピング早押し検定みたいなものです)が役に立ち、PC発注業務はクリア。

経理業務に関しては数字全般が苦手(これはHSP気質とは関係ないと思います)な私の脳内から抹消されていて全く覚えていません😱

あちゃ
あちゃ

ごめんなさ~い🙏💦

雲行きが怪しくなる…

仕事にも慣れてそれなりに楽しくやっていたのですが、入社からずっとお世話になっていた事務の方が定年退職されることに。

小さな営業所でしたので、一気に事務の責任者になってしまいました。

同じ営業所の営業さん(自分の父や祖父の年齢の方々)とのコミュニケーションも一人でとらなくてはいけなくなり、徐々にストレスを感じるように…

今思えば、大ベテランの方がいてくださったからこそ初めての職場で苦難を乗り越えられたのだと思います。

仕事は一通り覚えていましたし、わからない事は他の営業所の人に聞くことができる環境にもありましたので

仕事に関して特に困ることはなかったのですが、「責任」という言葉にじわじわ追い詰められていたように思います。

最後の方は、メンタル崩壊して仕事帰りによく泣いていました…。

HSP×ウェディングプランナー

新しいことにチャレンジ

心機一転!新しいことにチャレンジしたくなった私は、全く違う業界に飛び込みました!(HSS型かも?!)

今でこそ、テレビドラマなどの影響でウェディングプランナーという職業が注目を浴び、専門学校で学んでから就職するという流れが存在するみたいですが

当時は普通の会社員というイメージで、全くの無知で未経験の私でも入社できました。

主な仕事内容

  • 結婚式場を探す新郎新婦に式場を案内、式や披露宴のプランを提案する
  • 結婚式の日取りが決まった新郎新婦との打ち合わせ
  • 結婚式当日の指揮を執る

覚えることは事務職の時よりはるかに多く、しばらくは先輩について式や披露宴の流れを覚える日々でした。

大変だったけど、今まで味わったことのない華やかな世界に胸は躍りました。

そして自分で初めてお客様を担当した披露宴でHSP気質を最大級に発揮したのが「花嫁の手紙」でした。

共感力が強すぎるためか、表情を読み取る力が強いためか、この日のためにともに打ち合わせを重ねてきた

新郎新婦やご両親の表情を見て感情移入してしまい、大号泣

これは、慣れるということはなくその後も毎回、毎回、例外なく大号泣していました。

今振り返っても本当に素敵な仕事だったし、共感力が高いことや、HSPの特徴である深く考え先のことまで見通せる危機回避能力は大いに役立っていたと思います。

雲行きが怪しくなる…

そんな、大変だけどやりがいもあり感動できる素敵な仕事だったのですが

あちゃさんに担当してもらいたい!そう言ってくださる新郎新婦様が増え、担当挙式の数が増えていくと同時にどんどん不安感が募るようになっていきました。

諸先輩方は全ての担当挙式をなんなくこなしているように見えましたが、全てのことを深く捉え考えてしまう私は

本当にこれで大丈夫かな?他に出来ることはなかったかな?忙しさを理由に見落としてることはないかな?

そんな風にあるはずの危機回避能力を発揮できなくなっていきました。

あきらかな、キャパオーバーだったと思います。

こうなれば、ストレスが蓄積しネガティブ思考まっしぐらです。

あんなに好きだった仕事が苦しくなり、私は違う部署へ異動希望を出しました。

続けることの大変さ

その後は、ブライダルフェアなどのイベント運営や雑誌掲載関連の部署に行きました。

そして、背負っていた大きな荷物をおろした安堵感とともに大きな喪失感に襲われました。

あちゃ
あちゃ

何をしてもこれ以上の満足感は得られない気がする。でももう大きな責任を背負うことも出来ない。

この頃の自分は、あきらかに自分を見失っていたように思います。

HSP×雑貨店店員

少しずつ癒される

抜け殻になった私は、「ただ、好きなものに囲まれたい」との思いで雑貨店へ転職しました。

主な仕事内容

  • お客様対応
  • 品出し・品下げ
  • タグ・ラベル付け
  • レジ打ち
  • ラッピング

こちらも大量にある商品や百貨店のレジ操作を覚えるのにかなり苦労したのと、思った以上にハードな仕事だった…という驚きはあったものの

背負うものがなく、ただただ毎日大好きな雑貨に囲まれている状況に私の心は少しずつ癒されていきました。

新しい目標

そして何年か経った頃、日常の業務に加えて新商品のディスプレイの仕事を任せてもらえるようになり、とてもやりがいを感じるようになりました。

何十種類とある商品すべてが可愛く見えるように、全体の雰囲気がまとまるように、微妙な位置の調整を行う作業は

直観力些細なことに気が付ける敏感さが役立っていたと思います。

曇りの時もあったけれど

人間関係というのはどんな職場にもありますよね。

厳しい先輩やちょっと合わないなと思う同僚はいつの時もいて、ストレスを抱え雲行きあやしくなった時が何度かありましたが

店舗間のスタッフ異動が多かったり、結婚や出産などでの入れ替わりも激しかったのでそこまで長期間悩まされることはなく

職歴の最長記録となりました。

この職場だけは上記の法則に当てはまらず、育休復帰後に引っ越し・コロナ禍・異動などが重なり

物理的に続けることが困難になってしまったことが原因で辞めることとなりました。

HSP×鞄工場

初めてのライン工場

その後は家の近くの鞄工場に転職しました。

今まで経験のない職業でしたが、特に深く考えもせず(深く考える気質はどこいった??)家から近いという理由だけで選びました。

いわゆるライン工場で、流れ作業のようにひとつの鞄が出来上がっていくという感じでした。

これまでの職場では、仕事が遅いと言われたことは一度もなかったし

一度仕事を覚えてしまえば、なんでもスピーディーにこなせるようになると自分では思っていたので特に心配もしていなかったのですが

同じことをただひたすら繰り返しているのに、一向にスピードが上がらなかったのです。

スピードが上がらない理由

これまでの職場では、自分のペースで仕事を覚え、最初は全ての作業を丁寧に。

そして自分のペースで作業をスピーディーにこなせるようになっていったのに対して

ライン工場では、常に誰かに、何かに追われている状況でした。

そして周りの人が発する焦りやイライラを敏感に感じ取ってしまい、冷静な自分を保つことが困難な状況でした。

少しでも早くするにはどうしたらよいかと考え、試し、行動していく努力は続けていましたが

部署異動のたびに振り出しに戻ってしまう私は、いつまでも仕事が遅い人のままでした。

HSP×内職

病気の発覚から内職へ

ストレスをため込みながらも、子供が中学生になるまでは家の近くで働きたいという思いから何とか踏ん張っていましたが

そんなある日、子宮内膜症が発覚。痛みや大量の出血のせいで仕事を休む日が増えていきました。

薬での治療を開始してからも下腹部の痛みに加えて副作用で倦怠感や頭痛が常にあり、心も体も限界寸前。

収入の面でかなり悩みましたが、自分の体を第一に考えることに決め、同じ会社の内職として働くことにしました。

内職の現実

働き方が変わり、私の心にも大きな変化がありました。

内職のメリット

  • 出勤しなくていよい(雨の日は特に助かる!)
  • 人間関係によるストレスが一切ない
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 急に体調が悪くなってもすぐ横になれる
  • 病院の予約が取りやすい
  • 家事も時間に追われずできる

こんな風に、いいところをあげればキリがないほどなのですが…

ですが…

内職のデメリット

  • お給料が低すぎる
あちゃ
あちゃ

これは想像以上でびっくりしました😱

こんなに賃上げしていこ~!って流れな世の中でいつの時代のお給料ですか?ってくらいなんですよ。

時給に換算すると震えるからなるべく計算しないようにしてますが、どう考えても割に合わないので

そう長くは続けられなさそうです…。

結論

人や時間に追われる仕事は向いてない!!

ライン工場への転職を考えているHSPさんがいらっしゃったら、全力でとめますよ🤣

あとは…人間関係でも疲弊しやすいHSPさんは、どんな職業でもストレスをためすぎると良くない方向へ行きがち、

作業効率を常に考え動いてしまうから割に合わない仕事はストレスたまりがち、

そんな面からも、上手にストレス発散できる術を身につけるのも大事かなと思いました。

あちゃ
あちゃ

結論出なくてごめんなさい~😱

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