目次
ヤマハ音楽教室に通うことになった経緯
習い事を始めるきっかけとなった娘への思い
習い事を始める前の私はまだHSP/HSCという言葉すら知らずに過ごしていましたが
不安感が強く引っ込み思案な自分の幼い頃とそっくりな面を持つ娘に、自分と同じような苦労や生きづらさを味わってほしくない…
なるべく幼いうちにたくさんの人と関わって、いろんな成功体験を積むことで自分の性格をコンプレックスに感じることなく成長していってくれたらいいな…
そんな思いから、一歩踏み出してみることにしたのです。
音楽教室を選んだ理由
私が娘の初めての習い事に音楽教室を選んだ理由
- 娘はから楽器を弾いたり歌ったり踊ったりすることが好きだったから
- ピアノを弾くと脳が活性化されると聞いたから
- 自分もピアノを習いたかったけど家庭の事情でできなかったという過去があったから
3つ目に関しては娘への押し付け感がすごいですが、できるという選択肢を娘には用意してあげたかったのです。
ヤマハ音楽教室を選んだ理由
- 1歳半から保育園に通い不安感が強い中で一生懸命頑張っているくるみに、降園してからも一人で習い事頑張れとは言いたくなかったので親も一緒に参加できるところがよかった。
- 当初の目的であるたくさんの人と関わりたいという点からもグループレッスンが受けられるのが魅力的だった。
- 難しい・できないと感じてピアノを弾くことに苦手意識をもってほしくなかったので、歌うことや聞くことをメインとしたレッスンの中でゆっくりと鍵盤に慣れ親しんでほしかった。
くるみが通っているヤマハ音楽教室のおんがくなかよしコースはピアノではなくエレクトーンを使用しています。
通い始めの様子は?
新しい世界
ドキドキのレッスン初日、1人1台エレクトーンがあり親子並んで座ります。うちを含めて6組の親子。
みんなママにべったり。お返事もまばらに…歌ってみたり、恥ずかしがってみたり…😊
この年齢だったらみんなそうだよね、私が心配しすぎていたのかな…?
この時は、そんな風にすごくホッとしたのを覚えています。
お友達はどんどん慣れていく
でも回を重ねるごとに、レッスンの雰囲気も変化していきました。
お友達はどんどん自分を解き放って大きな声で歌ったり自分を表現しているのに対し、くるみは相変わらずママにべったり。
この頃は、一緒にやろう!と促されたり、注目されたりすることを極端に嫌がっているようでした。
やっぱり苦手なことを無理にやらせるのはよくないのかな…?
そんな風に、辞め時も考えながら行ったある日のレッスン前に、くるみは言いました。
今日は、頑張って大きな声で歌うんだ!
私はハッとしました。
くるみはただ単に嫌がっていたわけではなく、本当はお友達と同じように大きな声で歌いたいのに勇気が持てずに一人で苦しんでいたんだ。
それを自分の力で乗り越えようとしているんだ…と。
自分に似ているからと娘のことを勝手に決めつけていた自分を恥じました…
その日は本当に大きな声で立派にレッスンを受ける姿を見せてくれました🥹
その後は日によって、振り出しに戻ってべったりの日や、泣いてしまう日、またやる気を出してくれる日などいろいろでしたが
そんなある日HSCという概念を知り、これまでの自分やくるみの行動について全てが腑に落ちた感覚がありました。
初めての発表会
全然練習してくれない
注目されるのがどうも苦手なくるみさん、発表会は本当に心配でした。練習する姿を見られるのが嫌なのか
練習しなくてもできるも~ん!
そう言って全然練習してくれません…。
まぁこれも経験か…と思い無理強いはしないことにしたのですが、娘が傷つく姿は見たくないというのが本音。
もやもやしながら過ごし、もう少しで本番という時期に先に保育園での生活発表会がありました。
親としてはもうひやひや、心臓バクバク!!そして発表会が始まり幕が上がると
そこには、顔をくしゃくしゃにして一生懸命大きな声で歌う娘の姿が…
初めて見る娘の姿に、あちゃ号泣😭
上手にできないってまた決めつけてたー💦
やる気スイッチON
緊張したでしょ?でもすごく上手だったね!!たくさん練習したんだね!!
上手だったでしょ~緊張しなかったよ!
そうは言ってもお辞儀の際に転びそうになったり、顔は少しこわばっていたので緊張はしていたのだと思います。
そんな姿を見せずに本番をやってのけた娘を誇らしく思いました。
音楽教室の発表会も、たくさん練習しなきゃね!
練習しなくてもできるよ~と言っていたくるみも、保育園での発表会を経験したことで何かを感じたのか、音楽教室の発表会が近づきさすがに焦ったのかはわかりませんが
リビングの壁に貼った歌詞を見ながら、歌と振りの練習を始めました。
発表会当日
保育園の生活発表会の時よりも一緒に歌うお友達の人数は少ないし、マイクもあるし、照明もあるし
やはりドキドキ・バクバクの私…。
そんな中、やはりくるみは堂々と歌も振りも完璧にやってのけました。
感動😭
通い始めはどうなることかと思いましたが、娘の成長した姿を見れて、ここまで続けてよかったと心から思いました。
おんがくなかよしコースに通ってよかったこと
新しいお友達ができた
おんがくなかよしコースが始まって最初の頃、会話は挨拶程度…という感じだったのですが
発表会の衣装は全て親が用意するということもあり、レッスン後に親同士で衣装の打ち合わせが入りだしたころから、子供たち同士での絡みが始まりました。
年齢的にもまだ会話を楽しむというのはなかったのですが、ただひたすらにみんなで笑いながら追いかけっこしたりしていました。
みんなとっても楽しそう♪
そのお友達とも打ち解けられたおかげか、今ではレッスン中に泣くこともなくなったし、自ら先生に話しかけにいく姿も見られるようになりました。
リズム感が身についた
これは一番感じた成果です。
そしてすごいのが、楽しい音楽との時間を過ごす中で自然に身に付いたなと感じたことです。
具体的なレッスン内容
- 座って、手で振りをつけながら歌う
- 立って、リズムに合わせて体を動かしながら歌う
- 音を変えながら、エレクトーンの鍵盤をリズムに合わせてグーやパーで押す
- クラシック曲を流しながら、先生が曲調に合わせてトーンやリズムを変えながら物語を読んでくれる
こんな風に、同じ曲でも体を使ったりエレクトーンを使ったりと変化をつけることで子供たちは飽きずにレッスンを受けられていましたし
何よりみんながきちんと先生の話を聞いて、リズムを正しく実践できるように成長していることが驚きでした。
もっとピアノを弾きたいという気持ちが芽生えた
ヤマハ音楽教室のおんがくなかよしコースでは、最後の方にようやく親指、人差し指、中指を使ってドレミを弾く練習が始まったのですが
個人のピアノ教室に比べると鍵盤を触る頻度はかなり少ないので、早く弾けるようになりたい!という方には不向きかもしれません。
その頃からくるみは家にあるおもちゃの鍵盤を今まで以上に触るようになりました。
そして、弾けるようになりたい!という気持ちが芽生えたようで
大きいピアノが欲しいなー
そう自ら言い出しました。
音楽や鍵盤とゆっくり向き合えたことで、くるみのペースで自然にやりたいと思えたのかなとうれしくなりました。
ヤマハ音楽教室「幼児科」へ
本格的に鍵盤の練習も始まるヤマハ音楽教室の「幼児科」。
弾けるようになるスピードだけを考えれば、個人レッスンの方がいいのかなとも思いましたが
「おんがくなかよしコース」で出会った仲間たちがそのまま持ち上がりでみんな進級すると聞くと
くるみもみんなと一緒に練習したい!
そう言ってくれたので、来年度もこのままグループレッスンを続けることにしました。
また、想像以上の成長を見せてくれるのが楽しみです♪
2024年春から「おんがくなかよしコース」は「ぷらいまりー」というコースに変わるそうです。詳しくは【公式】ヤマハ音楽教室のHPをご確認ください。