目次
もっと、めいっぱい遊びたいのに
この記事でわかること
こんな悩みを抱えていませんか?
- なんだかいつも疲れている
- 外出するとぐったりする
- 予定があると体調不良になりがち
HSP気質を持っているなら、ある程度仕方のないこと…とも言えますが
原因を知り、対策をすれば、今よりは確実に楽になりますよ!
ぜひ実践してみてくださいね。
昔からコンプレックスに感じていたこと
私は昔から、いつも体のどこかしらに不調を感じる日々を送っていました。
どこかへ出かけても、丸一日テンションを保ったまま過ごすことができず
必ずと言っていいほど途中で頭痛に襲われ、毎回ぐったりしていたのです。
健康診断でどこか悪いと指摘されるわけでもなく、どう対処していいかもわからず
同行している家族や友人には申し訳なくて謝ってばかり…。
そのうちに、予定がある日が近づくだけで体調をくずしたり
直前でどこか痛くなったりするようにもなりました。
特に「行きたくない」と思っているわけではないのに
(むしろ楽しみにしている予定でも)毎回不調はおきていました。
当時はHSPなんていう概念も知らずにいましたので、すごく不思議に感じていました。
周りの人に「いつも具合悪そうだね」なんて言われたりすることもよくあって
なんで私ばっかりいつもしんどい思いをしなきゃいけないの~
と、その体力の無さにものすご~くコンプレックスを感じていたのです。
当時は、ひたすら鎮痛剤や栄養ドリンクに頼る日々でしたが
産後に頭痛やぐったり頻度が増し
もっと子供の笑顔を見たいからなんとかしなくちゃ!
と体質改善を決意してからいろいろな原因がわかってきました。
そして、私が毎日ぐったりな原因全ての点と点を結び付けてくれたのが、HSPという概念だったのです。
自分がHSPだと知った
ママになったことで、毎日のぐったりは加速…
そんな中、偶然知ることとなったHSPという概念。
HSPの特徴の一つとして、過剰に刺激を受けやすいというのがあります。
エレイン・N・アーロン博士が提唱しているチェックリストより抜粋
- 痛みにとても敏感である
- 忙しい日が続くと、ベッドや暗い部屋など、プライバシーが得られ刺激から逃れられる場所に引きこもりたくなる
- 明るい光や強いにおい、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
- 短時間に沢山のことをしなければいけない場合、混乱してしまう
- 生活に変化があると混乱する
これまで自分の五感が鋭いと感じたことは一度もなかったし
人間はみんな同じ感覚を持ち合わせているのだと信じて疑うことはありませんでした。
ん?聞こえないけど
え?匂わないけど
こんなことがあっても、ただ単に夫が鈍感すぎるだけだと思っていたくらい。
だから、自分が敏感すぎるせいで体に不調が起こっているなんて想像もできませんでした。
ぐったりの原因は、常にフル回転の五感にある?
視覚が敏感
HSPが刺激を受けやすいと知ってあらためて自らの状況を振り返ったときに
なるほどな~
と納得したのが視覚の敏感さでした。
昔から太陽光はとにかく苦手。極度のまぶしがりなため帽子は必須だし、常に影をさがしていました。
学生時代は室内であるという理由でバスケ部を選んだくらいとにかく太陽光が苦手でした。
人間はみんな同じ感覚を持ち合わせていると思いこんでいたので、こんな単純なことに気付けませんでした。
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人混みも、視覚的にとても疲れます。
特に子供が1人で歩くようになってからは、危険にさらされないか常に目で追っているため
とまぁ、こんな風に消耗してしまうのですね。
聴覚が敏感
騒音もすごく苦手です。
音が脳に直接響くような感覚で、脳内が音で支配されてしまい思考が停止してしまうこともしばしば。
そして何より嫌いなのが急な大きな音。過剰に反応してしまい心臓はドキドキバクバク。
何の音?と考え始め、何か危険が迫っているのではないかと頭の中でぐるぐる…考えすぎてぐったりします。
嗅覚が敏感
私は妊娠初期ににおいづわりから重症妊娠悪阻になった経験があるので
匂いに敏感であったことはわかりますが、当時は気づけませんでした。
知っていたら、生活臭をなくす努力をして、つわりの症状を軽減させることができたかもしれません。
当時の自分におしえてあげたい!
そして今でも苦手とするにおいはたくさんあり、気分が悪くなったり
のちに頭痛がおこったり…ということはよくあります。
避けようがない場所もありますが、なるべく鼻で息をしないよう気を付けることができるのも
自分は嗅覚が敏感であるということに気づけたからだと思っています。
苦手なにおい
- 洗濯洗剤、柔軟剤
- 香水
- 生のニンニク食べた人の体臭(夫のことです🫠)
- 焦げた匂い
苦手な場所
- 化粧品売り場
- ネイルサロン
- ガソリンスタンド(寄ったあとしばらく匂いが残り車酔いにつながります…)
- 工事現場付近
ここくさ~い!いやだ~!!
同じ場所で私と同じ反応をするHSCくるみ。
ん?そう?あんま気にならんけど。
夫は鈍感だと思っていたけど、むしろこの反応が普通だったなんて!!
味覚が敏感
焼肉屋さんへ行っても、キムチと白ご飯があればいい!というくらいキムチは大好きなのですが
辛い物が得意ではない私は、口が痛くなったり顔がヒリヒリしてきたり
しまいには失神しそうになったりします。
だから、興味はあっても基本辛い物食べ物は選びません。
一度、魔が差して「辛ラーメン」を少し食べたら口や顔の痛さとともに
しばらく起き上がれないほどの頭痛に襲われました💦
そして翌日お腹を壊すというお約束も…。
触覚が敏感
感覚過敏とも言うのだそうですが、湿気でベタベタするのがとにかく苦痛です。
自分の感覚で大体の湿度がわかってしまうくらい。
下着や肌着、靴下もチクチクしたりかゆみが出たりするのでイライラしがち。
また、冷房の風邪が直接あたるところにいると、確実に頭痛に襲われます。
あ~!あらためて振り返るとなんて面倒くさい体質なんだ~
予定のある日はこうなる
行く前からすでにぐったり
あれを持ってこればよかった…と後悔することが何より嫌なので
起こり得る出来事を想定して持ち物を決めるというHSPさんは多いはず!
朝から頭はフル回転、あれもいるかも!これも忘れないようにしなきゃ!
とバタバタバタバタ。荷物もパンパンで重くなりがち…
準備が終わった段階ですでにぐったり…ということは本当にあるあるですよね。
帰宅後は更にぐったり
前述したように、五感をフル回転で一日を過ごすと、頭痛はほぼ確定。
時には翌日まで持ち越すほどのぐったり具合です。
予定を立てるとプレッシャーになる
このように毎回毎回楽しい思い出だけでは終われずにいると
だんだんと予定を立てるのが怖くなっていきます。
ただでさえ毎回ぐったりなので、体調万全で行かないと!と気負ってしまい
その思いがプレッシャーとなり、直近になって体調を崩すということも増えていきました。
本当はすごく楽しみにしていてすごく行きたいのにドタキャンする羽目になり
これまた、友人や恋人に謝ってばかり…。
行きたくないから仮病をつかってると思われていただろうな。
そしてこんな私を毎回誘ってくれて、今もなお見放さないでいてくれる友人たちには感謝しかありません!!
まとめ
確実に防げるという対策法はありませんが、自分の気質を知ることで軽減できることはあるのだとわかりました。
そしてこれから先もHSPという気質を受け入れて生きていくことが
一番消耗せずにいられる方法なのだと思います。