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HSP気質が大爆発!妊娠初期から出産後までの壮絶体験談

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HSP気質が大爆発!妊娠初期から出産後までの壮絶体験談

HSPはつわりがひどい?!

私にとって妊娠・出産は、HSPという概念を知る前の出来事で

妊娠中は、なぜ自分だけこんな辛い目にあうの?!と終わりの見えない暗闇の中で嘆いていました。

「つわり いつ終わる」と検索魔になっていたあの頃に自身がHSPだと知っていれば

もう少し対処の方法があったのかな?

少しでも救われたのかな?

いろいろ思い返したら「HSP気質、爆発してるな~」と感じたので改めて振り返ってみることにしました。

  • 想像以上に悪阻が辛い
  • なんで私だけ?
  • いつ終わるの?
  • お願い誰か助けて~!!!!
あちゃ
あちゃ

今まさに激闘中の妊婦さんに届きますように🙏

不妊治療

薬

ブライダルチェックで発覚

もともと低血圧で体力には自信がなかったため、出産するなら出来るだけ早いほうがいいなと思ってはいましたが

結婚したのが33歳という年齢だったので、すぐにブライダルチェックをしに自宅近くの不妊治療専門の病院へ行ってみました。

見つかった不妊原因

  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • 子宮後屈
  • 黄体機能不全
  • 高プロラクチン血症

もともとひどい生理痛などもあったので、不安は的中。

そのまま不妊治療でお世話になることにしました。

不妊治療開始

生理開始後に排卵誘発剤の薬を飲み

卵胞が成長したところで注射をうって

数日後にまた注射(筋肉注射が痛い!)

という流れでした。

仕事をしながら病院に通っていましたが

体内で起こるホルモンバランスの変化を感じていたからなのか

常に体がだるかった記憶があります。

妊娠初期

重症妊娠悪阻

重症妊娠悪阻

吐きづわり

「今回授からなかったら、人工授精に挑戦しましょうか」

不妊治療専門病院の先生からこう言われたこの周期に、ありがたいことに赤ちゃんを授かることができました。

そして喜んだのもつかの間、すぐにつわりが始まったのです。

最初は消化不良のような感じで食欲が落ちた程度でしたが次の週には嘔吐が始まりました。

いわゆる吐きづわりというやつだったと思います。

驚くべきことに、妊娠経験のあるHSP女性の95%が妊娠に気付くのに早いと自覚しているのだとか…

  • 妊娠検査薬を試す前から確信があった
  • 生理予定日の数日前から、つわりの症状が現れ始めていた
  • フライング検査で検査客を使おうと思った
  • 超初期症状で気付けた
  • 受精直後から直感で妊娠に気付いた
  • 一般的に気付くと言われている時期よりは早い段階で気付けたと思う
「HSPさんがママになりまして…。」 著:上戸えりな より抜粋

においづわり

そして次第にきつくなってきて、吐く原因になっていたのがにおいづわり

ダメになったにおい

  • 洗濯洗剤・柔軟剤
  • シャンプー・リンス
  • ご飯のにおい
  • キッチンのにおい
  • 夫のにおい(ごめん🙏

全てが気持ち悪く感じ何も食べられなくなったのですが、それでも吐いてしまい最後は水さえも受け付けなくなりました。

それでも吐き、身体中の水分がぬけていく感覚でした。

一日が本当に長く感じて、今まで生きてきた中で一番辛い2週間だったと思うのですが

お腹の子が生きているという希望だけで乗り切れた気がします。

その後も吐くものもないのに吐き続け、何やら緑色の液体(胆汁だそうです😱)を吐くようになり

さすがに怖いなと感じたので大きな病院に紹介状をかいていただき、即入院となりました。

あの2週間はまじで地獄だったわ…。

パパ
パパ
あちゃ
あちゃ

いや、それは私のセリフ!だけど、私の介護も大変だったと思う…パパも頑張ってくれたね。

入院しても口からは何も受け付けない状態が続き、食べては吐く、を繰り返していましたが

24時間点滴のおかげで、ぬけていった水分を取り戻し元気になっていきました。

病院は清潔でにおいも少ないので、家にいるより楽に過ごせたのも大きかったと思います。

こうすればよかった?!

今では私は人より鼻が利くという自覚がありますが、当時は五感なんて人類みな平等だと思っていたので

においづわり=どうにもならないもの、と信じ込んでいました。

当時住んでいたアパートが、住宅密集地で窓も少なく空気のこもりやすい部屋だったことで

妊娠により嗅覚が敏感さを増していたHSPの私にとって最悪な環境になっていたのです。

実家で過ごすなり、空気清浄機を買うなり、今考えれば少しでも楽になる方法はいくらでもあったのかな…と後悔も。

よだれづわり

24時間の点滴を始めてしばらくすると今度は唾液が絶え間なく出てくるよだれづわりにもなりました。

ティッシュペーパーがどれだけあっても足りない~!!

つわり いつ終わる

よだれづわり いつまで

あちゃ
あちゃ

検索魔になっていました

同じよだれづわりで苦しんだ妊婦さんのエピソードを見ていると

寝てる間もよだれ垂れ流し状態でタオルをしいていた、という方がいらっしゃいましたが

私の場合はなぜか寝ている間だけは止まってくれていました。なんでだろう???

唯一受け付けた奇跡の飲み物

入院中、少しずつ食べれるようになっていったのですが一番最後まで受け付けなかったのがでした。

食べ物でも、水分を多く含むものは食べたあとすぐに吐いてしまうため、パンとかパサパサしたものをよく食べていました。

でも水分ないとのどにも詰まるし…何か飲みたい。

そんな時、看護師さんが「ミルクティーだけは飲めたって妊婦さんいたな~」と教えてくださったのです。

そこで早速、試した結果

あちゃ
あちゃ

飲めた~!!

夫に他のミルクティーも買ってきてもらいいろいろ試しましたが、なぜか飲めたのはの商品だけでした。

出口が見えた??

その後一度外出許可をもらい家に帰ってみたところ、やはり家のにおいでノックアウト…振り出しに戻るということもありましたが

1ヵ月半で入院生活を無事終えることができました。

退院する頃には、少しづつですが病院のご飯も食べれるようになっていましたし(水分の多い汁ものは最後まで食べられませんでした…)

食べられる喜び、そして何より赤ちゃんが元気に育ってくれているという喜びをかみしめられるまで回復できたのです!!!

そして出産へ…と私に限って順調にいくはずもないのですよ😰

妊娠後期

逆流性食道炎

逆流性食道炎の症状

妊娠5ヶ月くらいでよだれづわりも次第に治まってきましたが、気がつけば8kgも痩せていました。

もともと食べること大好きでしたので、普通にごはんが食べられるようになり、おいしいと感じた時は本当に幸せでしたし

お腹の赤ちゃんのためにもしっかり食べなきゃ!そう意気込んでいました。

でも、思うように食べられません…

最初は、悪阻の影響が残っているのだろう。そのうち食べられるようになるだろう。

そう思っていましたが、よくなるどころか、お腹が大きくなるにつれ、気持ち悪さが増していきました。

悪阻の時のような吐き気はありませんでしたが、食べたものが胃から上に上がってくる感覚だったり

のどが焼けるような感覚がありました。

あちゃ
あちゃ

よだれが落ち着いたと思ったら、今度はゲップがすごかったな…。

また検索魔になり、どうやら逆流性食道炎らしいとわかり、少しでも楽になる方法を自分なりに調べ実践していました。

逆流性食道炎の時に食べない方がよいもの

  • 揚げ物
  • 玉ねぎ
  • にんにく
  • 香辛料
  • 柑橘類
  • 甘いもの(チョコレートや生クリームは特に×)
  • コーヒー
あちゃ
あちゃ

好きなものを全て奪われた~💦

まさに、これを食べた時に症状が強く出ていたな…というものばかりです。

食べる時は、おいし~♡感じるのですが、その後に苦しみがやってくるので

何度も、食べては後悔して、また食べて…を繰り返していました(学習しない…)

逆流性食道炎の原因

妊娠時に逆流性食道炎になるのは、大きくなった子宮が内臓を押し上げることが原因のようですが

私は子宮後屈だったこともあり、より内臓を圧迫していたのかもしれません。

赤ちゃんは順調に成長していたのですが、「〇ヵ月の割にお腹が小さいね」と会う人会う人に言われていました。

普通ならばお腹が前に出るところ、もともと子宮の位置が悪く内側に大きく膨らんでいたのかもしれません。

あちゃ
あちゃ

赤ちゃん産んだら治るはず!!治ったら爆食いだ~!!

そんな風に自らを鼓舞しながら妊娠後期を過ごしていました。

それでもまだ終わらない…

象足

出産予定日の10日ほど前、更に私を襲ったのは異常な足のむくみでした。

今までむくむという感覚を知らずに過ごしていたので急な体の変化にびっくり!!

ここまでくると、普段履いている靴も履けないし、素足であるくのもなんだか自分の足じゃないみたいで違和感がすごかったのを覚えています。

どうしてこうなったのか調べてみると、妊娠後期におこるむくみはそう珍しいことではないようです。

臨月になると、出産にそなえ血液のもとである体内の水分量が増えるそうで

大きくなったお腹で足から心臓へ戻る血流が圧迫されることでむくんでしまうようです。

壮絶出産体験

壮絶出産体験

陣痛が始まり…

そんなこんなで、ようやく迎えた出産予定日。

夜9時頃に陣痛が始まりました。

(と言っても、これって陣痛なの?というくらい想像していた痛みとは違いましたが…)

実際、HSPの危機管理能力の高さが、本人も意識していないところで発揮され

痛みが上回っていた場合、HSPは痛みにより強く、辛抱強い傾向があるのだとか…

  • あまり声を出さずに、声をこらえて出産ができた
  • 我慢強いと看護師さんにほめられた
  • 痛いことは痛いが、陣痛も思っていた以上に耐えられた
「HSPさんがママになりまして…。」 著:上戸えりな より抜粋

そしてすぐに病院へ向かい陣痛室へ。

初産だから簡単にはいかないだろうなという予想はしていましたが

子宮口がまだ全然開いていないのに赤ちゃんが下りてきているため、いきみを我慢するのがどんどん辛くなっていきます。

体力勝負だから体力をつけるために飲食もした方が良いとも聞いていたけれど、水分くらいしか口にできず

逆流性食道炎のため胃酸が大量にあがってきて陣痛中にも嘔吐していました。

そして、夜からの陣痛だったため、痛みとともに睡魔も襲ってきます。

助産師さんが、何度も子宮口の開き具合を見てくださるのですが

「まだ〇cmですね~」の言葉に何度も落胆しました。

あと少し…!じゃなかった!

ようやく分娩台へ上がれたと思ったら、そこからまた長かった…。

時間がかかりすぎたせいで陣痛が弱まってしまい、陣痛促進剤を使用。

私の体力の限界が近づき、吸引分娩

そして最後は会陰切開!!

待ち望んだ産声をきかせてくれたのは、11時14分のことでした。

感動はもちろんありましたが、我が子を胸に抱きながら

(あ~眠い~疲れた~丸一日かかったんだ~)

とぼんやり回想していると、看護師さんが「もうすぐお昼ご飯ですけど食べれます?」と。

あちゃ
あちゃ

え?え?夜の11時じゃないの??

まさか、半日分の記憶が抜け落ちていようとは…

母子手帳に38時間と記され、びっくり…。

逆流性食道炎、治る!

あちゃ
あちゃ

逆流性食道炎の症状は、出産と同時に治りました~!!!

押し上げていたものが下から出てきたのでそれはもうすっきり!!

食べても気持ち悪くならないしゲップも出なくなりました。

まとめ

こんな風に、なぜか一筋縄ではいかなかった妊娠出産体験でしたが

HSP気質と関係している部分もたくさんあり、とても興味深いと感じました。

どうにもならないとしても、知っているのと知らないのでは気の持ちようも違うし

HSPと妊娠・出産の関係をもっと広くの人に知ってもらえたらいいなと思いました。

\参考書籍はこちら/

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