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HSCの独り言
この記事でわかること

一人っ子の宿命?

娘のくるみは一人っ子です。最初の頃は保育園から帰ると
ママ~遊んで遊んで!!

と言っていましたが、毎日ぐったりで家事でいっぱいいっぱいな私を気遣い
いつの間にかひとりで遊んでくれるようになりました。

本当はもっと余裕のあるママになって相手もしてあげたいのにごめーん😭
そんな時、一人で遊んでいる時に独り言を言っていることに気がつき
よくよく聞いてみると、誰かと会話をしているようなのです。
あまりに1人の世界に没頭しているので、最初は少し心配になりましたが
自分も幼い頃からそういう行動をしていたことを思い出し、ハッとしました。
他人の頭の中をのぞいたことがないので、なんの疑問も持たずにこれまで過ごしてきましたが
くるみの姿を見て、これはHSP/HSCの特性なのだと気がついたのです。
わが子に独り言が多くても、それをネガティブに捉える必要はありません。
その子は、独り言を言うことで、頭の中に湧き上がっている考えを整理しているのです。
そうした大事な作業を、「独り言はやめなさい」などと止めてはなりません。
子どもの頭が途轍もないスピードで動いている可能性があります。
「わが子の考える力を伸ばしたい!」親がただ見守るべき「子どもの1つの言動」 | ひとりっ子の学力の伸ばし方 | ダイヤモンド・オンライン
最初は、ひとりで遊ぶことに慣れすぎて頭の中のメルヘンな世界がどんどん広がっているのか…
と思い複雑な気持ちでしたが、ネガティブに捉える必要がないとわかり、正直ホッとしました。
感受性が強く、豊かな想像力がある

HSCは豊かで複雑な内面世界を持っていて、空想が大好き
HSCの子育てハッピーアドバイス 著 明橋大二 より抜粋
日々、あらゆる出来事を敏感に感じ取っているHSCの頭の中は、常にフル回転しています。
とは言ってもまだ幼児ですから、あふれ出る感情にどう対処していいかわからないはずです。
そんな中で、覚えた言葉や表現を使って一生懸命気持ちの整理をしているのだと思うと
成長を感じ、嬉しくなりますよね。応援したくもなります。
想像力を引き出すおもちゃ3選
メルちゃん

これは女の子なら持っているという方も多いと思いますし、
HSCでなくてもある年齢になると大人の真似をしてお世話をしたくなるらしいのですが
くるみが最初に一人遊びするようになったアイテムです。
1人2役で会話を繰り広げながら、一生懸命お世話をしています。
誰に教わるわけでもないのに、メルちゃんをとても大事に扱い
(髪の毛はしばったり自分でアレンジしすぎてぼさぼさですが…)
2人でのおしゃべりを楽しんでいます。

その接し方がとても優しくて、見ていてとても癒されます😊
パゥパトロール ベーシックビークル

こちらはくるみが初めてハマったテレビアニメ「パウ・パトロール」のおもちゃです。
登場人物(犬)がたくさんいるので、全て揃う前にブームは過ぎ去ってしまいましたが
それぞれのフィギアと乗り物を使いこなし1人6役はしていました。
そして、パウ・パトロールのアニメの最大の特徴である
「みんなで力を合わせて事件を解決する」というミッションまでも
自らの頭の中で作り上げ、それを遂行していく様は
我が子ながらすごいな~と感心してしまいます。

登場人物によって声や話し方もちゃんとかえてるのがすごい🤣
ジスター

こちらは2歳で購入してからず~っとお世話になっているおもちゃですが
年齢に応じて使い方も変化してきておもしろいです。
想像力が無限大の娘は、どんどん大作を作るようになってきました。
よく作るのは飛行機などの乗り物で、2体作って闘いごっこをしています。
それぞれに抱いている感情を、交互に言葉にしていて
感情のやり取りを自然と学んでいるようにも見えます。
まとめ

HSPの私が、娘の一人遊びの様子を見ていて思うことがもうひとつあります。
それは、くるみの心にあるもやもやを吐き出しているのではないかということです。
人形を使って1人何役もこなす中で、ケンカというか言い争っている様子をたまに見かけます。
引っ込み思案な娘は、保育園ではザ・優等生。
自分の思っていることをなかなか言えなかったり、我慢していることが多いようです。

これは幼少期の私がそうでしたから、よくわかるんです。
子供ながらにストレスをためていて、実生活の中では言えないことを口に出して言っているのかな…
そんな風に感じているため、空想の中でケンカしている時はそっと見守るようにしています。
最近は直接私に、保育園で嫌だったことを話してくれるようにもなりましたが
まだうまく話せないようなこともあると思います。
どんな方法にしても、くるみの気持ちを尊重し、安心感を育んでいけたらいいなと思います。