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出産する前の私はこうだった
食品添加物という存在を知らなかった
出産前の私は本当に、健康に対しては全くの無知で無関心でした。
なんとなく知っていたのは「オーガニック」という言葉くらい。
農薬と聞くとやっぱり怖い印象はあったし、お金があればこっちを選んだ方が体にはいいんだろうな~くらいな感覚。
国が売ってもよいと認めているものは、そうそう体に悪影響のあるものではないという思い込みもあったのでしょう。
だから、その商品に何が入っているかなんて気にならなかったしほとんどの商品に原材料が表記されていることも知らなかった。
当然、食品添加物という言葉も知らなかったのです。
そもそも料理が嫌いだった
私の母はスーパーのお惣菜などはあまり買わずにほとんど手作りしてくれる人でしたが、当時は節約のためだと思っていました。
私自身はというと、必要に迫られて仕方なく自炊…というくらい料理が嫌いでしたから(今も嫌いですが)
自立してお金に余裕のある時には毎日コンビニでお昼ご飯を買って食べていました。
何より普通に美味しかったし、次から次に出る目新しい商品が気になって飛びついて…その繰り返しでした。
産後に出会った「無添加」というワード
子育てママの発信から…
そんな私が食品添加物という言葉を知ったのはちょうど、初めての育児で不安を抱えHSP気質が爆発しだしたころでした。
数々の不安を解消するために、隙あらばスマホとにらめっこして情報収集をしていた時によく目にするようになったのです。
〇〇の原因と言われているとか、子供は体が小さいから影響を受けやすいとか
少量でも幼少期から摂取し続ければいつか影響が出るとか…。
子供を守るために必死に情報収集をしている私ってにとっては、それはもう恐ろしいワードの数々でした。
カタカナ多すぎ~!
HSP気質にグレーゾーンはない?!
これはHSP気質の特徴らしいのですが、完璧主義だったり、〇〇すべきという思考が強く
考え方が白か黒になってしまい、グレーゾーンが存在しない人が多いんだそうです。
そうそう…白黒つけずに、ずっとモヤモヤしたまま過ごすの嫌なんですよね…
つまり、大切な我が子に影響があるかもしれない…という事実を知ってしまったからには
気にせざるを得ない。
無添加生活の始まりは、そんな感じでした。
無添加生活の落とし穴
スーパーでの葛藤
それからというもの、食品を購入する際には必ず裏面の原材料表記を確認するようになりました。
(原材料/←スラッシュの後に書かれているものは全て食品添加物。又は原材料の下に「添加物」として表記されているものもあります。)
買えるものが全然な~い!!!!
そうなんです。普通のスーパーには添加物の入っていない食品はほとんどないと言っても過言ではないのです。
あれも買えない、これも買えない…
何も気にせずに買っていた頃は楽だったな…。
買い物の楽しみもなくなり、窮屈さを感じるようになりました。
無添加食品を多く扱うお店もありますが、金銭的に余裕があるとは言えない我が家では到底通えないし
無添加生活の必要性を感じていない夫には理解してもらえそうにありません。
結局、毎回同じもの(無添加商品)しか買わなくなってしまいました。
ぐったりでも…手抜きができない
外食では原材料の表記もないので、もはやわからないのですが
食品添加物の知識がついてくると、安くておいしいものには何かしらの添加物が…という思考になってしまいます。
これじゃ外食も楽しめない~😭
そしてスーパーやコンビニのお惣菜は言うまでもなく、添加物のオンパレード!
今日は頭痛がひどくてごはん作るのしんどい~って日も、頼れなくなってしまいました。
誰か作って~
ゆるゆる無添加生活の始まり
グレーゾーンをつくろう
その結果、右にも左にも身動きの取れなくなった私は、仕方なく自分の中にグレーゾーンをつくることにしたのです。
私のゆるゆる無添加生活
- 毎日使う調味料は無添加を選ぶ(塩は天然塩)
- マーガリンはなるべく避ける
- 発色剤を使用した加工肉は外食時のみOK!(家では無えんせきを購入)
- 毎日食べるバナナはオーガニックを選ぶ
- 人工甘味料、合成着色料の入ったお菓子は避ける
- 外食は気にせず好きなものを食べる!!!
白でいることもできず、黒に染まり切ることも出来なかった私は
今、グレーゾーンでゆるゆる無添加生活を送っています。
ゆるゆる無添加生活はこれからも続く
もうすべて投げうって好きなものを好きなように買いたい!という気持ちは常にありますが
後悔だけはしないように、原材料表記のチェックや情報収集はこれからも続けていきたいと思います。
いつか、無添加商品しか売ってないお店で表記を気にせず好きなものを好きなだけ買うのが夢😍