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HSS型HSCの可能性

HSS型HSCとは?
HSCといえば、引っ込み思案とか内弁慶とかそんな内向的なイメージを持つ方も多いと思います。
それはその通りなのですが、娘のくるみはかなり好奇心が強いタイプです。
やってみたい!

これがくるみの口癖です。
HSCなのに、刺激を求めて、かえって疲れ果ててしまうタイプがいます。
退屈しやすく、新しいもの好き。スリルや冒険を求めて外へ行きたがる。
好奇心が強く、いつも「予測不可能」といわれるような子です。
こういう性格をHSS(High-Sensation Seeking・刺激探求型)といいます。
教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A 著 明橋大二
敏感であると同時に、新しいことや冒険といった刺激が大好きで、まるでアクセルとブレーキを同時に踏み続けているような状態
エレイン・N・アーロン氏
まさにこの通り。
そしてくるみは一人っ子。
近所の子供たちと遊んでいると家では普段経験できない様々なことに出くわします。
一人では経験できない楽しさや喜びはもちろんありますが
些細なことでひといちばい傷つき、大泣きして、周りの人をびっくりさせてしまうこともしばしば…
それでも、毎日お友達の姿を見ると
一緒に遊びた~い!

とはしゃぐ姿を見ていると

すごい感情の波だな…心が忙しそう!
我が子ながら、いつも感心してしまうほどのHSSっぷりなのです。
遅すぎた?外遊びデビュー
くるみが生まれてすぐにコロナ禍に突入したため、乳児期は保育園以外でお友達と触れ合うことはほとんどありませんでした。
得体のしれない病原体の存在は本当に怖かったし、当時は外出制限もあったりと、仕方のないことではありましたが
もっと早くに外遊びをたくさんさせてあげればよかったと、今とても後悔しています。
それくらい、メリットがたくさんあるなと今痛感しているのです。
同時に、みるみるうちに成長していく娘の吸収力、成長する力にも驚いています。

子供って、すごいですね!
外遊びで学ぶこと

外遊びって何するの?
幼児にできる外遊び
- かけっこ
- 鬼ごっこ
- だるまさんがころんだ
- ケンケンパ
- 自転車
- キックスクーター
- ボール遊び
- 縄跳び
- ゴム飛び
- 竹馬
- 砂遊び
- 水遊び
- 虫取り

小さい頃やったな~という遊びばかり。
体力・運動能力・免疫力が向上し、寝つきもよくなるというメリットだらけ!
また、ストレスをためやすいHSCにとって体を目いっぱい動かすことはストレス発散にもなっているのです。
自然に身につくこと
そして身体能力以外にも、身につくことが実はたくさんあるんです。
例えば、ケンケンパをするにしても普通にすることに飽きると
×を書き足して「ここは踏んじゃダメ」というルールを追加してみたり
縄跳びをしながら、「縄が当たるからから危ないよ」と互いに声をかけあったり
いつもなら挑戦してダメだったらすぐあきらめてしまうくるみが
横で必死になわとびの練習をするお友達から影響を受け、飛べるようになるまであきらめずに練習をしたり。
外遊びで身につく力
- ルールを理解する力
- ルールを変える発想力
- 失敗から学ぶ力
- 不測の事態に対応する力
- 集中力
- 成し遂げる力
- 危険を予測する力
- 空間認知力
- 瞬発的な判断能力
- コミュニケーション能力
あげればキリがないほどの成長を毎日見せてくれます。
何がすごいって「やらなきゃいけない」という強制ではなく「やりたい!楽しい!」と感じながら
自然と将来役立つ能力が身についていくってことなんですよね。
中には、既にリーダーシップを発揮する子もでてきたりして、まるで小さな社会を見ているようです。
異年齢で遊ぶメリット
年上の子と遊ぶと、HSS型のくるみの血が騒ぐようで
くるみもやるー!

と何でもマネしたがるので大変!
(何でも自分なら出来ると思い込んでいるのがこわい😱)
でもそのチャレンジ精神は将来必ず役立つものだし、年上の子と遊ぶことでたくさんの刺激を受けられるのは
くるみの成長につながるとてもありがたいことです。
そして、年下の子にはどう接していいかわからず最初は困惑していたくるみですが
相手のために我慢したり、何かを教えてあげたりする姿が見られるように。
これもまた、異年齢ならではだな…と微笑ましい気持ちになりました。
一人っ子のくるみにとってはとても貴重な経験で、この環境を本当にありがたく思います。

外遊びの大切さに気付けていなかったら、経験できなかった💦
まとめ

机に向かってお勉強することも大切だけれど、これからの時代を生き抜くために必要なことが
外遊びにはたくさん詰まっているように感じます。
勉強ばかり…遊んでばかり…と偏るのではなく
どちらもバランスよく、楽しんでやれるのが理想ですよね。
自転車の乗り入れやボール遊びが禁止されている公園も多く
子供たちが目いっぱい好きなことをして遊べる場所があまりないというのが現状ですが
娘にはなるべくたくさんの経験をさせてあげたいと思っています。
そして、刺激を受けすぎてひとちばい傷ついたり疲れ果てたりすることも多いので
心のケアも忘れずに。